Free International University Japan 4/8/2001


ミーティングのお知らせ
会計報告
オルタナティブ・メーリングリストから


ミーティングのお知らせ

昨年の3月以来、ほぼ1年ぶりになりますが、下のようにミーティングを開きます。2000年という節目の年に2回しかミーティングを開けなかったことは残念でしたが、気を入れ直して、21世紀にもFIUの活動を続けていこうと思います。
久しぶりの会合ですから、それぞれがこの間どういう活動をしていたのかも気になりますが、いくつかこのミーティングでやりたいことがあります。1つは、FIUのウェブサイトの運営について。次に、黒田オサムさんの70歳を祝う会の開催についてです。
1つの目のウェブサイトですが、http://home.att.ne.jp/sun/fiu_japan/home.htmlにたたき台を作ってあります。日本語のテキストだけの簡単なもので、内容もこれまでのお知らせなどをアップしただけのものですから、今のところ面白くもなんともありません。内容・デザインともに大きく変えていきますが、技術的なことは脇に置いて、まず、どういうサイトにしたいかを話し合いたいと思います。参加者それぞれに関心のあるテーマでページを作ってもらって、リンクを張るだけというのが一番楽でいいのですが、とりあえず中身についていろいろアイディアを出してもらおうという趣旨です。
次に、黒田さんの70歳を祝う会ですが、霜田誠二さんなど日本パフォーマンス・アートフェスティバルを企画・運営している人たちを中心に、黒田さんの70歳を祝ってイベントをやる計画があり、FIUにも参加してほしいとのことです。6月30日(土)に高円寺会館でやることになるようですが、3月中にミーティングがあるので、霜田さんがもし今回の会合に来られれば、霜田さんが、そうでない場合は守谷が、どういう会になるか説明します。
日時=4月8日(日) 午後6時30分~9時30分
会場=神宮前区民会館和室(渋谷区神宮前6-10-14 Tel.03-3409-4565 JR原宿駅下車徒歩6分 営団地下鉄明治神宮前駅下車徒歩3分)
参加費=1,000円


1999年度会計報告

1999年4月から2000年3月までの収支は、下の通りです。2000年度はミーティングを行わなかったので、会計報告もなしになります。
収入
参加費=35,000(円)
カンパ=9,000(円)
計=44,000(円)
支出
通信費=48,520(円)
紙代=682(円)
封筒代=3,087(円)
宛名ラベル代=1,134(円)
計=53,423(円)


オルタナティブ・メーリングリストから

報道機関に向けられたものですが、オルタナティブ・メーリングリストに転載されたものを下に転載します。アジア太平洋資料センター(PARC)は、ご存知の方も多いと思いますが、早くから南北問題、人権問題に取り組み、PARC自由学校を開くなど非常に優れた活動を続けている日本のNGOの草分けです。東西の冷戦終了後、役割の減少がいわれる公安機関が生き残りを図って、その活動の対象をNGO、NPOに広げ、それらの活動をコントロールしようとしているのは見え見えですが、日本赤軍に絡んでは社民党の参議院選立候補予定者が、同居人が逮捕されたことで立候補を取りやめる事件も起きています。集団的自衛権容認、さらに改憲に向けて護憲勢力と市民との間を分断しようという意図もあるのでしょうか。他の市民団体でも同じことが起こる可能性があります。混乱させられないよう冷静に対処したいものです。

報道機関各位
声明 公安警察による市民団体への不当な弾圧に断固抗議
アジア太平洋資料センター
本日3月9日午前10時より午後1時半まで、アジア太平洋資料センターは警視庁公安部により3時間以上という長時間にわたり家宅捜索を受けました。捜索に入った警察は、アジア太平洋資料センターが日本赤軍と接触をもった人物と関連していることを捜索の理由としています。こうした事実無根の捜索は、いっさい関連のない市民団体への不当な弾圧であるばかりではなく、市民社会そのものへ対する不当で強権的な弾圧であります。私たちは、この捜索に対し、強い憤りをもって断固抗議を表明します。
アジア太平洋資料センターは、1973年の設立以来、南北問題、人権問題などに取り組んできたNGOです。その活動は、日本社会をアジアをはじめとした世界各国との関連の中に位置付け、不公正な経済・社会のあり方に対して提言・対案を出していくということに主眼をおいており、広く市民からの認知を受けてきたと私たちは考えています。家宅捜索を受けるということはこのような市民からの支持・協力によって成り立っている市民団体にとってその活動に甚大な被害を及ぼすものです。
今回の捜索で、警察はニューズレター、年賀状、名簿コピーなどを押収していきました。資料センターとして、各市民団体から発行されている印刷物を収集・保存していることは活動の内容として当然であり、それらを押収すること自体、市民活動への嫌がらせ・妨害以外の何ものでもありません。
また、すでに報道機関によってこの件について報道がされていますが、警察情報のみに基いたマスコミによる報道は、市民活動にさらに打撃を与えるものとなります。こうしたマスコミの一面的な報道のあり方を厳に謹んでいただけますようお願いします。
アジア太平洋資料センター
共同代表 村井吉敬 中村尚司
事務局長 前田美穂
東京都千代田区神田小川町2-1檜ビル3階
Tel.03-3291-5901 Fax.03-3292-2437
parc@jca.apc.org
(守谷)



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